1234567TOTAL
八潮フェニックス00122005
川口クラブキュポラーズトップ260010×9
(投)小倉、佐々木、阿部-(捕)安西、栩内
(三)阿部
(二)宮本

準決勝の興奮冷めやらぬまま、すぐに第38回JJBF埼玉県中学生野球選手権大会
パワーリーグの決勝が開始。

相手は、ファーストステージの初戦で敗れている、川口キュポラーズさん
リベンジをかけた戦いとなりました。

 

先攻のフェニックスは初回、簡単に3者凡退で打ち取られる。


フェニックスの先発は3年生小倉、前の試合の激闘の疲れか、いきなり
連打を浴び、守備陣にもエラーが出てあっという間に2点を先制される。

2回も暑さの中の連戦で集中力を欠いたのか、ミスを連発、4失策で
一気に6点を献上、2回終了時点で8-0と大量リードを許す展開に

 

なんとか立て直したいフェニックスは3回に4連続四球の押し出しで
1点を返すと、4回は先頭の3年生丹羽がヒットで出塁し3年生阿部が
左中間を破る3塁打を放ち1点を返す。さらに相手守備のミスで1点を
加え、この回2点を返す。

 

2回途中から先発の小倉をリリーフした2年生佐々木は3回、4回を
無失点で抑え、悪い流れを断つ。4回終了3-8となんとか食らいつく
展開に。

 

5回表、2死から3年生阿部が相手エラーで出塁すると、3年生安西
のライト前ヒットで1塁ランナーの阿部が一気に3塁へ。送球間に
安西も2塁へ進塁し2死2,3塁とチャンスを作る。ここで3年生
宮本がレフトへ2塁打を放ちこの回2点を返し、5-8と3点差まで
詰め寄る。

 

好投を続けてきた佐々木は5回裏、1死から四球でランナーを出塁させると
守備のミスと四球で2死1、3塁とピンチを迎えると打ち取った内野ゴロ
がエラーとなりこの回、1失点で5-9とリードを広げられる。

 

なんとか追いつきたいフェニックスだが、6回の攻撃を3者凡退で
抑えられる。その裏、マウンドには準決勝で好投の3年生阿部があがり
2死から死球でランナーを出すも後続を打ち取り、無失点で最後の攻撃にかける。

 

最終回、2死から3年生阿部が四球を選び出塁するも、最後の打者が
センターフライに倒れゲームセット。
5-9で敗れ、準優勝となる。

 

決勝では敗れてしまいましたが、暑い中、準決勝・決勝と2試合をほぼ休みなく
戦った選手たちが最後の最後まで食らいついて戦い抜けたのは大きな収穫になった
と思います。

 

昨秋のホープフルリーグ準優勝から、今回のパワーリーグでの準優勝と、着実に
成長している選手たちが全国大会の舞台でさらに活躍してくれることを期待して
います。

 

チーム関係者のみなさま、たくさんの応援ありがとうございました。選手たちは
みなさんの声援を受けて、見事な結果を残すことができました。
今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。