1234567TOTAL
川口クラブEスターズ00100012
八潮フェニックス000003×3
(投)阿部、丹羽、小倉-(捕)安西

第38回JJBF埼玉県中学生野球選手権大会 パワーリーグの
準決勝が川越初雁球場で行われました。

ファーストステージ、セカンドステージをギリギリの戦いで
勝ち上がり、ベスト4まで辿りついた八潮フェニックスは
勝てば決勝進出と岩手県で開催される全国大会への出場が
決まります。

 

準決勝、対川口クラブEスターズ戦に挑みました。

先発は3年生の阿部、課題の立ち上がり、簡単に1死を取るが
次打者にストレートの四球を与える。その後2死2塁と先制の
ピンチを迎えるが、投ゴロに打ち取り初回を無失点で切り抜ける。

 

1回裏のフェニックスの攻撃。先制点が欲しいフェニックスだが、
3者凡退に打ち取られる。

 

先発の阿部は2回は危なげなく、3者凡退で相手打線を打ち取る。
その裏の攻撃、先頭の3年生丹羽が四球を選び出塁。1死から
エンドランを仕掛けるが、空振り。1塁ランナーが盗塁死となり
結局この回も3人で攻撃が終わる。

 

3回の守備も簡単に2死をとるが、2死から内野ゴロが1塁悪送球
となり、守備のミスで2死2塁のピンチを迎える。次打者が放った
センターへの打球にダイビングキャッチを試みるも、わずかに届かず
3塁打となり、1点の先制を許す。なおも2死3塁のピンチは後続
を断ちこの回、1失点。

 

1点を先制されたフェニックスだが、相手投手のテンポの良い投球に
自分たちの打撃をさせてもらえず5回まで無安打と完璧に抑えられる。

 

先発の阿部は4回、先頭打者に四球を与え、送りバントで1死2塁と
されると、次打者にも四球を与え、1死1,2塁とピンチが広がる。
ここを遊ゴロ併殺打で打ち取り、無失点で切り抜けると、5回は
打者3人で抑える。5回終了0-1。

 

6回表、先発の阿部が先頭打者にヒット、次打者に2塁打と連打を
浴び、無死2,3塁のピンチを迎えると、ピッチャーを3年生丹羽
にスイッチ、丹羽は次打者に四球を与え無死満塁とピンチが広がる。
ここで相手打者の放った打球はファーストライナーとなり、1塁ランナー
が戻れず、ダブルプレー。2死2,3塁となると次打者を内野ゴロに
打ち取り、この回を無失点で切り抜ける。

 

6回裏。ここまで無安打のフェニックスは先頭の2年生佐々木が死球
で出塁。ワイルドピッチで進塁し無死2塁と同点のチャンスを迎える。
3年生馬場の送りバントが内野安打となり、無死1,3塁とチャンスが
広がるとさらに3年生関のスクイズも内野安打となり、ついに同点に
追いつく。なおも無死2,3塁と続くチャンスで3年生小倉のスクイズ
が野選となり3者連続のバント攻撃で2点を奪い1点を勝ち越す。
続く3年生栩内が四球を選び無死満塁と続くチャンスに3年生丹羽が
レフトへ犠飛を放ち、この回3点を奪い逆転に成功する。

 

迎えた最終回、先頭打者にライト線を破る3塁打を打たれた所で、
3年生小倉にスイッチ。小倉は次打者を3塁後方のファールフライ
に打ち取るも、これが犠飛となり1点を返される。さらに四球と
安打で1死1,2塁と同点、逆転のピンチを迎えるが、サードフライ
で2死を取ると、最後はピッチャーフライに打ち取り、ゲームセット。
3-2で見事勝利。決勝進出、全国大会出場を決める。