12345678TOTAL
八潮フェニックス000200013
ラビットタイガース20000004
(投)佐々木、阿部-(捕)安西
(二)安西

3年ぶりに出場した首都圏江戸川大会
今年初の公式戦の模様を振り返ります。

 

公式戦の初戦、いきなり主将を欠く戦い
となったフェニックスは初回、1,2番が
凡退、2死から2年生丹羽がレフトへヒット
を放つが、盗塁失敗で3人で攻撃を終える。


フェニックスの先発は1年生左腕佐々木。
初回、初球を3塁前にセーフティバントを
されるとこれをサードがエラー、いきなり
ランナーを背負う。
佐々木は絶妙な牽制で1塁ランナーを
挟んだが1塁手の送球が遅れ2塁進塁を
許すと次打者が初球に犠打。わずか2球で
1死3塁のピンチを迎える。3番打者に
死球を与え4番に投じた初球、ピッチャーゴロ
に打ち取るも、3塁ランナーの好スタートに
ホーム送球が間に合わず、野選で1点を先制
され、なおも1死3塁とされ、3塁ゴロで
さらに1点を追加される。初回、無安打で
あっという間に2点を先制される。

 

2点を追うフェニックスは、2回1死から
2年生宮本がレフト前ヒットで出塁するも
後続が続かず。3回は2死から2年生阿部、
関の連続内野安打で二死1,2塁とするも
あと一本がでず。変化球主体の相手投手に
チャンスを作るも得点が奪えず。

 

先発の佐々木は2回はキッチリと3者凡退
に抑え、3回からマウンドを2年生阿部に
託す。

代わった2年生阿部は、3回を三者凡退
に抑え、流れを引き寄せると、4回フェニックスは
先頭の1年生中山が四球を選び、犠打で1死
2塁とチャンスを作る。ここで2年生安西が
レフトオーバーの2塁打を放ち1点を返すと
ワイルピッチで3塁進塁後、2年生小倉が
前進守備の1.2塁間を破るライト前へのタイムリー
ヒットで同点に追いつく。

 

3回から登板の阿部は、4回以降もストレート
中心の投球で相手打線を抑え、7回までの
5イニングを1安打1死球無失点の好投を
見せる。

 

4回に同点に追いついたフェニックスだが、
5回から登板した相手投手に5回以降無安打

に抑えられ、7回を終了。

2-2でタイブレークに突入する。

 

タイブレーク表、フェニックスの攻撃。先頭打者が
ショートゴロ。セカンドフォースアウトで1死1、3塁。
続く1年生中山のショートゴロで3塁ランナーが
ホームイン。1点をあげ2死3塁とするも後続が凡退
しこの回1点止まり。

 

タイブレーク裏、フェニックスの守り。
バントシフトを引いた、1塁前に転がったゴロを
1塁手が悪送球で同点とされ、なおも無死2,3塁
と絶体絶命のピンチ。ここで相手のスクイズが
フライとなり投手後方に飛ぶが、前進してきた投手の
後ろに落ちて3塁ランナーがホームイン。
タイブレークでサヨナラ負けとなる。

 

初回の2失点以降、押し気味に試合を進めていた
だけに悔しい敗戦となった。

失点にはすべてミスが絡む展開で、多くの課題
を残したが、新チームはまだ始動したばかりなので
悔しさを忘れずに、これからの成長に期待したいです。

 

チーム関係者のみなさま、河川敷で寒い中、多くのご声援
をいただきありがとうございました。