卒団おめでとうございます
2022年2月27日八潮フェニックス第18期生の
卒団式を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で当初は1月に
行う予定の卒団式を延期しておりましたが八潮市内でも
感染も広まっている中で、全団員の参加を見送り、
3年生の父母、指導者のみでの開催となりました。
さて、昨シーズンを振り返りますと前年に引き続き
コロナの影響で、大会の中止、スケジュールの遅延、
相次ぐ、緊急事態宣言、まん延防止措置の適用で学校
での練習に制限があったりと、非常に難しい状態が
続きました。
中学2年生からこの状態を経験し、中学校生活の
半分以上をコロナ禍で過ごしている、3年生に
とって、この環境・この事態がすでに当たり前の
光景となってしまっていることに、なんとも言えない
思いを抱くばかりでした。
18期生の入団時を振り返ると、入団時は3年生0人、
2年生4人という、チームの存続危機の状況で彼らの
入団によってやっと試合ができるという状態でした。
キャプテン気質で先頭に立つようなメンバーがいなく、
マイペースでおっとりとしていて、似たようなメンバー
が揃い、3年後を心配する声も多く聞こえました。
2年生になると、優秀な新1年生達が入団し、徐々に
試合に出る回数は減り、3年生と1年生を中心とした
オーダーに悔しい思いを沢山経験しました。この悔しさが、
彼らを成長させたのか3年生になり、少しずづ結果が伴って
きました。終わってみれば、フェニックス史上初の足立東部
リーグ、春秋制覇を達成し見事な成績を収めてくれました。
キャプテン気質がいない・・・という心配とは裏腹に
そういう3年生がいなかったことが功を奏したのか、
下級生が伸び伸びとプレーができる環境をもたらし
チームとして立派な成績をあげられたと思います。
3年生は中学野球を終え、高校野球へと新たなステージに
足を踏み入れるメンバーも多くいると思います。
フェニックスで過ごした3年間に自信を持って
さらに上を目指して、頑張って下さい。
最後になりますが、
フェニックスで3年間野球をしていた中で、自分の
足りないところに気づき、それを克服するために沢山の
努力をしてきたと思います。努力することで得られた
結果の喜びは、何にも代えがたいと感じたのではないでしょうか
フェニックスで野球をやった者として、これから先、
壁にぶつかった時、迷った時、どうしたらよいか分からない時は、
まず困難な道に進んでみましょう。楽な方にはいつでも行ける。
今しかできない努力がある!!
高校での3年間で熱中できるものに出会い、走り抜いて下さい。
それがまた野球だったらうれしいですがそうでなくても
誇れる3年間にして下さい。
君たちのさらなる活躍を期待しております。