卒団おめでとうございます!!
令和3年3月7日 八潮フェニックス第17期生の
卒団式を開催いたしました。当初、1月に予定
していた卒団式ですが、緊急事態宣言の再発令
をうけ延期となりました。
まずは高校受験に専念をしてもらいたい、そして
何とか例年通りのような盛大な卒団式を開催して
あげたい・・・・・
指導者・父母会で尽力を尽くし、知恵を絞りました
が緊急事態宣言の延長もあり、この状況の中で飲食
を伴う例年通りの卒団式の開催を断念せざるを
得ませんでした。
例年とは違う卒団式となりましたが、無事に17期生を
送り出す事ができました。
さて、今年度を振り返るとまさに、新型コロナウイルス
に振り回されてしまいました。新チーム始動後に緊急
事態宣言が発令され、学校は休校さらにチームの活動も
自粛、選抜甲子園の中止に始まり、多くの大会が中止と
なりました。
最終学年を迎えた3年生にとっては辛い状況が長く
続きました。
今まで『当たり前』と思っていたことが突然目の前
から消えた。仲の良い友達と笑顔で語り合う、
美味しい物を食べる、大好きな野球をすることさえも
奪われてしまいました。
チーム関係者にとっても、平和な社会があってこそ
スポーツが存在できるという事実をあらためて
突きつけられました。そして選手たちは中学生にして
この事実を身をもって体験することになってしまい
ました。
今後の長い人生で二度とないかもしれない事態をこの
タイミングで体験した君たちにとって、数年後に
振り返ったときに、中学3年生のこの1年間は一生
忘れることはないのではないでしょうか。
Withコロナで、今までの野球の形態、取り組みが一新され、
新しい野球の形態へと変りつつあります。君たちはまさに、
新しい野球形態の「パイオニア」となりました。
元プロ野球選手のイチローは、「小さいことを積み重ねる事
が、 とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っている。
苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねて、記録を
達成した。苦しいけれど、同時にドキドキ、ワクワクしながら
挑戦することが、勝負の世界の醍醐味だ」と述べています。
時代が代わっても、地道にコツコツ努力することは必要です!!
最後に、夢に向かって頑張っている君たちに、Mr.Childrenの
「星になれたら」という楽曲の歌詞を紹介します。
「長く助走をとったほうが より遠くに飛べるって聞いた
そのうちきっと 大きな声で笑える日が来るはず 動き出した
僕の夢 深い谷越えて 虹になれたらいいな」
いま君たちが頑張っていることは、決して無駄ではなく、将来
もっと成長するための助走期間である。そう思えば、辛くて
苦しい時期も乗り越えられる。助走期間にこそ、夢を持って、
地道に努力を続けていれば、そのうち大きな声で笑える日が
来ると信じている。
君たちのこれからのさらなる活躍を期待しています。